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非言語性学習障害とハイパーレクシアのために・・

今すぐ始めよう!

 これをお読みになった当事者は、お子さんであろうと学生さんであろうと中年であろうと、学ぶのに遅しはなし。の諺通り、すぐに勉強と訓練を始めましょう。専門的な教材や学習法を用意するには時間がかかりますが、さいわい既成の本やネットなどで使用できる教材がいくらでも見つかります。

 

 ではさっそく、、紹介していきます。

 

 計算障害や暗算障害や、数学の落ちこぼれにどう対処するべきか?

 

 右半球脳は並列的な情報処理に多くかかわっており、左半球脳は直列的な情報処理に多くかかわっているらしいですが、暗算で繰り上がりの操作をする際、2桁目のことを考えていると1桁の数値を忘れてしまって答えが分からなくなってしまうという、これなど典型的な計算障害ですが、数を数値としてではなく、文字として読む訓練をすればよいのです。この、計算せずに計算する(?)という代替法が、はたしてどこまで効果を発揮するのかということについては未知ですが、読むことは苦にならないわけですから、それこそ四六時中数字や数式を読むことも可能でしょう。計算できなくても気にすることはありません。どんどん読み進んで行きましょう。計算が不得手だからこそこのような訓練をしているわけですから、できなくて当然です。決して計算しようとしたり考え込んだりしてはいけません。数字を目で追って追って追いまくるのです。これはちょうど、最初は意味の分からないアルファベットの羅列だったものが、何度も目で追っていくうちにいつの間にか英文が読めるようになってくるのと同じ事情です。脳に、計算の回路が編み込まれていくからだと考えられます。